特殊工法

PSR工法(RC床版下面増厚補強工法

PSR工法の概要

PSR工法は、補強用の鉄筋をRC床版の下面に取り付けた後、マグネラインで既設の 床版と完全に一体化させる工法です。弾性的でフレキシブルな構造体の形成により、曲げおよびせん断に対する補強効果が同時に得られ、また、マグネラインの防蝕効果に より耐久性も向上します。

PSR工法の特長

① 床版下面からの施工のため、交通開放したまま施工できます。
② 現床版を補強する工法なので、産業廃棄物を出しません。
③ 天候の影響を受けずに施工できます。
④ 工事中の騒音や振動が無いため周辺に迷惑をかけません。
⑤ 補強後は目視点検ができます。
⑥ 補強と同時に防錆・防蝕効果があります。
⑦ 橋面上部より雨水が浸入しても水を滞留させません。
⑧ 補強に必要な耐力(不足鉄筋量)はRC理論により求めることができます。

施工例(土研)

弊社は「静岡県PSR工法研究会」の会員です。

「マグネライン」の前田工繊(株)ホームページ

ニューレスプ工法

ニューレスプ工法の概要

ニューレスプ工法とは、既設モルタル・コンクリート吹付をはつり取らず、様々な技術を組み合わせる補修・補強工法のReSP工法という既存の工法より改良された工法です。

ReSP工法からの主な改良点は、繊維補強モルタル吹付工に使用する有機繊維「BCファイバー」を使用し、一般的な吹付方法である「湿式吹付方式」での施工が可能になりました。

ニューレスプ工法の特長

1. 既設モルタル・コンクリート吹付をはつり取らない施工法のため、産業廃棄物の発生を抑えることができたり、簡易な防護柵で施工が可能なので従来より安全に作業ができます。

2. 補強鉄筋工及び背面空洞注入工により、不安定化した法面の安定化することが可能です。

3. 繊維補強モルタルを吹付けることにより、劣化した吹付材の性能を回復させ、より耐久性の高いのり面に仕上げることができます。

施工事例

この工法はNETIS登録技術に登録されています。
弊社は「静岡県ニューレスプ工法研究会」の会員です。
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