下田警察署松崎分庁舎新築

施工のポイント

本工事は、建築から48年が経過し老朽化が進む旧庁舎が、津波被害想定浸水域に立地し、災害時の警察活動の遂行が危惧されていたことから庁舎を移転整備したものです。

本工事の敷地は、拡幅工事中の町道に旗竿形状で接道しており、奥まった敷地は大型車両の方向転換に支障があるなど、車両の安全対策が課題でしたが、さらに町道工事の影響で車両の侵入が数ヶ月規制されることとなり、工期内の完成が危ぶまれました。

さらに、敷地入口付近を通行する周辺の保育園と幼稚園の通園車両の安全確保と、隣接する保育園等への工事中の粉塵対策やプライバシーを確保するための対策等を十分配慮する必要がありました。

このような中、関係者と十分な調整を行い、安全対策や工程管理等について工夫することで工期内に工事を完成させました。

また、施工においては、階段部分に配した木製縦格子のデザイン性を向上させる取り付け方法を提案するなど、品質向上を追求し、弊社の優れた技術力を発揮しました。

工事詳細情報

工事名 平成28年度 下田警察署松崎分庁舎新築工事(建築)
工期 12か月間
発注者 静岡県
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